「〇〇くん(私の長男の名前)のパパ、ばいばぁい👋」
とヒュッゲ近くで小学一年生らしい男の子に声掛けをかけられ、一瞬びっくりしました。
ヒュッゲ寝屋川です😄
昨日は小学一年生が初めて登校する日なんですね。
私事ですが、私の長男も今週から小学生になり、昨日から先に登校していきました。
いつの間にか子どもは大きくなります。感慨深いものです😭
で、一文目になりますが、声をかけてくれた子は息子の幼稚園の時の同級生でした😄
こんなおっちゃんを覚えていてくれてありがとう😭
最近は公立幼稚園が少なくなり、かなり広範囲の小学校区から園児が集まるようです。
お母さんたちは大変そうでしたね😨
私の長男とは校区は違いますが、息子と同級生の子に声をかけられると、
より地域に愛着がわくものですね✨
こういう交流も地域に根差したグループホームの一歩目なんでしょうね😉
地域の中のヒュッゲ寝屋川になれるようがんばります✨
と、子どもの成長を思いながら、ブログを書いていますと、
最近読んだ本を紹介したくなりました📚
タイトル「自閉症者のギター」の通り、自閉症の男性ギタリストと
それを支える方々の文章です。
写真にもある通り30分程度のCD音源もあり、
CDを聴きながら最後まで読み終えることができるほど短い本です。
ですが、このギタリスト布施和夫さんの父親の布施佳宏さんの子育てエピソードの中に
我々も考えさせられるものがたくさんありました。
父親の文章は、「自閉症児の親の苦労は如何なるものか?」というものではなく、
「自閉傾向があり」と2歳を過ぎたころに診断が下り、そこから気づく我が子の特徴。
医師や大学の先生・同級生や近くの公立高校のクラブ、ボランティアの方に支えられてきたこと。
などが父親目線で書かれています。
父親らしい表現だなぁ。すごい人だなぁ。
と思った文章をいくつか紹介します。
うそで固めたような外の世界から家に戻ってくると、
「うそのつくことができない」人間、「生きる」ことが「喜び」以外の何ものでもないと感じているらしい
人間がいてくれるということで、息をつくことができる。
おおげさに言えばおシャカさまのように有難い人が、我が家に鎮座ましましていると感じるときすらある。
息子さんをすごく愛しているのが伝わりますよね。
親でなければ、愛していなければ、自分の息子のことを人間という表現はできませんし、
おシャカさまのような息子さんに癒されるのでしょう。
しかし次の文章で成長とともに親の葛藤も見られます。
「おシャカさま」時代以後は、少しずつ普通の人間に近づいてきて、
「有難さ」はだいぶ減少した。
親でないと書けない文章ではありますが、
これもこのお父さんのユーモアと寂しさと喜びを感じます。
障がい者って
「できない」とか「支援してもらわないと大変」というイメージがあるかもしれません。
でも、それも次の文章で「違うよなぁ」と思わせてくれます。
言葉の点で注目すべきと思われるのは、妻の記憶によれば27歳ごろに、
自発的に言葉を自分で組み立てて話そうとするようになった。
~中略~
和生の場合は健常者より20年以上も遅れて自己表現が始まったということらしい。
20年以上も「遅れて」自己表現が「始まった」ということらしい。
この一文に気づけるか。で、支援員としての質が問われると思います。
障がい者は「できない」じゃなくて、「遅れている」だとすると、
「できるようになった」でなく、「始まった」のだとすると、
支援員として、それをサポートしたり、その小さな変化に気づける観察力や力量が
問われるのだと思います。
そういえば、学生時代にも勉強した気もしますが、
百聞は一見に如かず
ですね😅
実践しながら、学んでいる、物足りないサビ管ですが、
日々入居者さんや相談に来られる方から学び、より成長しよう!
「できない」「できる(できた)」
に囚われすぎず、
「変わった」「始まった」
という芽に気づき、支えられるようなグループホームを目指して😄
良い本に出合えたな✨
コロナの影響でいろいろな研修などが中止になる中、
読書は自分を高めてくれますね👍
今年はたくさん本を読もう👀
おもしろかった本はここで紹介しまぁす✌
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